2月1日にあった長崎ランタンフェスティバルのメインイベント「皇帝パレード」で、皇后役を務めた島原市出身の女優、宮崎香蓮さん(26)。テレビドラマや映画、CMなどで幅広く活躍し、本県を代表する芸能人の一人として人気を集める。2006年のデビューから14年となる芸能活動を振り返り、俳優業や故郷への思いなどを聞いた。

 −初の皇后役を務めた感想は。
 人出の多さに圧倒されました。沿道から手を振ってくれたりするのをうれしく感じるとともに、自分が生まれ育った場所で、芸能人として仕事をする事に不思議な気持ちがしました。地元の人から励まされると頑張らなきゃと感じます。

 −芸能界入りのきっかけは。
 12歳の時、母親の勧めで2006年全日本国民的美少女コンテストに応募し、演技部門賞を受賞しました。何かを演じた経験はなかったので驚きました。それからレッスンを受け、芝居の楽しさに気付きました。

 −これまでの芸能活動を振り返って。
 人とつながる運に恵まれたせいか、いろんな方々に助けられて今までやってこれました。印象に残っている仕事は、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」(15年)です。女優としての自分を広くアピールできたし、周囲の反響も良かった。

 −俳優業の魅力は。
 役を通じて、自分とは違う人物のいろいろな生き方を学べるところです。その経験を生かして自分の周りの人や社会に対してやさしくなりたい。

 −挑戦してみたい役柄は。
 これまで真面目な役が多かったので、何をしでかすか分からないような意外性のあるキャラクターを演じてみたいですね。

 −昨年は故郷の島原を舞台にしたテレビドラマ「かんざらしに恋して」に出演した。
 懐かしい島原の風景と一緒にドラマに出られるのは感慨深く、うれしかった。仕事で故郷に戻ると、自然の豊かさや地元の人たちの温かさに改めて気付かされます。

 −これからの目標は。
 今年はドラマで俳優の先輩たちと共演するほか、長崎を舞台に戦争と平和をテーマにした映画「祈り」にも長崎弁で出演します。さらに演技を磨いて、初心を忘れずに頑張りたい。

 【略歴】みやざき・かれん 1993年11月20日、島原市生まれ。身長156センチ。A型。近年では2018年からNHKBSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」レギュラー。19年は沖縄国際映画祭出品作品「BENTHOS」主演、舞台「里見八犬伝」出演など多方面で活躍。