14日午後0時20分ごろ、西海市大立島の沖合で、海上自衛隊の護衛艦が、漂流している男性3人を発見し、118番通報した。いずれも心肺停止の状態で、約2時間40分後に死亡が確認された。3人は13日から行方不明となっていたプレジャーボート「銘友丸」(3・46トン)の乗組員。船は見つかっていない。佐世保海上保安部は何らかの原因で海に投げ出されたとみて、詳しく調べている。
 佐世保海保によると、見つかったのは、船の所有者で会社員の三根芳治さん(66)=佐世保市有福町=と、実弟で職業不詳の三根泰広さん(65)=佐賀県嬉野市=、2人の知人で職業不詳の岩永政博さん(69)=佐賀県武雄市=の3人。目立った外傷はなく、死因を調べている。
 現場は大立島灯台の北東約2・5キロの海上。県警の警備艇が3人を引き上げた。発見時、芳治さんはクーラーボックスを背負った状態、2人は救命胴衣を着用していた。13、14両日とも周辺海域の波は穏やかで、視界良好だったという。
 3人は13日午前6時ごろ、佐世保市小佐々町の臼浦漁港を出港し、黒島周辺で船釣りをしていたとみられる。同日午後8時35分ごろ、芳治さんの妻(71)から「夫の乗った船が日没になっても帰ってこない」と佐世保海保に通報があり、巡視船や巡視艇、航空機などで付近を探していた。
 15日も引き続き船体の捜索を続ける。