九州新幹線長崎ルート未着工区間(新鳥栖−武雄温泉)の整備問題で、佐賀県は14日、国土交通省と協議するのを前に、3月下旬以降に国交省に再度質問状を送る考えを示した。
 同県の南里隆地域交流部長は、回答書について県庁で報道陣に「確認したいことに対する回答になっていない」と不満をあらわにした。その上で「与党検討委の考えがベースにあり、与党検討委と長崎県への色濃い配慮を感じる」と指摘。回答書が「五つの整備方式をフラットに並べて真摯に議論したい」とした点について、同部長は「五つ並べただけで歩み寄ってはいない。(与党検討委の方針が)透けて見える」と述べた。県議会の意見も聞くとして、定例会後の3月下旬以降に国交省に再質問するとした。
 一方、これに先立ち、山口祥義知事も県庁で報道
陣の質問に応じた。回答書の中身を十分に承知していないとした上で、「(協議の)入り口で確認しなければいけないと思っていたので、県議会もあるし、いろんな所でしっかり確認したい」と慎重な姿勢を見せた。