初めて強化選手に選ばれた定方(MHPS)。1日の東京マラソンで、日本歴代9位となる2時間7分5秒をマークしたことが評価された。大村市出身の28歳は「これまで4度失敗した経験を生かして、やっとマラソンのスタートラインに立てた」と喜びを表現した。
 川棚高から東洋大に進み、2014年に三菱重工長崎(現MHPS)に入部。東京マラソンは自身5度目の42・195キロで、自己ベストを8分48秒も更新した。MHPS勢はこれまで、14年仁川アジア大会銀メダルの松村康平、18年ジャカルタ・アジア大会金メダルの井上大仁が強化指定を受けており、定方もこれで日本代表としての活躍が期待される位置につけた。
 20年度は21年世界選手権(米国)出場が懸かるシーズンとなる。勝負の1年に向けて「これでいいきっかけはつかめた。これから世界を見据えて練習して、自分の競技人生を変えていけたら」と力を込めた。