全国的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で観光客が減少した平戸市の店舗を応援しようと、県内出身で熊本を中心に活動するフリーアナウンサー、高石里美さん(44)が、撮影やナレーションを自ら手掛けた平戸のPR動画「里美発見伝」の配信を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で始めた。高石さんは「自分の強みを生かし、好きな平戸の役に立てれば」と話す。
 高石さんは松浦市生まれだがルーツは平戸。幼いころからたびたび訪れ、異文化交流の歴史などに触れているうちに平戸が好きになり、進学先も県立猶興館高を選んだ。
 動画制作は、自らが企画した催しが中止になったことがきっかけ。10日夜は、同市崎方町のレストランバーを訪問。メキシコ国旗が掲げられた異国情緒漂う外観や、オーナーの堤三郎さん(68)のラテン音楽の生演奏が楽しめる陽気な雰囲気を、スマートフォンで収録した。
 11日は木引田町の生花店で季節の花を使ったお薦めのアレンジメントを撮影。18日には大久保町の老舗温泉旅館を訪問した。高石さんは「生花店や宿泊業など想像以上に打撃を受けていることが分かった。今後もできる限り応援したい」と話した。