4月1日のタコ漁解禁を控え、長崎県新上五島町有福地区で、漁業者がタコつぼの準備をしている。
 タコつぼはプラスチック製で縦約20センチ、横約20センチ、奥行き約30センチの箱形。タコが入り込むと、ゴムが外れてふたが閉まる仕組み。沖合に船で運び、浮きにロープで固定。数日おきに専用のローラーで引き上げ、箱の中を確認する。
 21日は、同町漁生浦郷の簗瀬正弘さん(47)が妻と小学生の長男と一緒に作業。タコつぼのふたを開け、しっかりとロープに結んだ。
 約20年前からタコ漁に取り組む簗瀬さんは「一つ一つフジツボを取り除くなど準備は大変だが、いよいよ春が来たという気持ち。近年は不漁続きだったが、今年こそ巻き返したい」と期待感を示した。