自動車教習所などを展開するヒューマングループ(長崎県佐世保市早岐3丁目)は、ドローンスクールを4月下旬に開校する準備を進めている。グループによると、自動車教習所による開校は県内で初。安全運航の知識を持つ操縦士や管理者を養成する。
 ドローンは空撮に加え、災害時の状況把握、測量で活用されるなど市場が拡大している。一方で危険な飛行が社会問題化。法令が厳格化している。
 スクールは、グループの内海梨恵子専務(40)が「自動車の安全運転を指導してきた経験を生かし、空の安全教育に取り組み、地域社会に貢献したい」と企画。約1年をかけて指導員3人を育成するなどして準備をしてきた。
 運営は、国土交通省が認める講習団体で、ドローン事業を展開するプロダクションナップ(長崎市)と業務提携。ドローンの仕組みや法令を学ぶ座学と、操縦法を身に付ける実技の講習がある。試験に合格すれば「安全実運用講習技能認定証」を取得でき、国への飛行許可の申請手続きが一部省略される。
 指導には、写真館「森白汀」(佐世保市栄町)の代表、森暢邦さん(44)も加わり、撮影技術を学ぶコースも設ける予定。森さんは「佐世保には九十九島など美しい被写体が多い。ドローンの安全な使い方と併せ、写真の面白さを伝えたい」と話している。問い合わせは、同グループ(電0956・38・2257)。