既に販売された五輪チケットの取り扱いは未定。“プレミアチケット”を手に入れた県民からは「延期でチケットはどうなるのか…」と不安の声が漏れた。
 陸上決勝とアーティスティックスイミング決勝のチケットを4枚ずつ購入した西彼長与町の会社員富士瀬雅さん(62)は「今の状況を考えると延期はやむを得ない。延期の日程が分からないので、誰かに譲渡するかなど判断しかねている」と気をもむ。
 佐世保市島瀬町の会社員杉田康成さん(54)は近代五種女子予選のチケット2枚を入手。「野球や陸上など16枚応募し、やっと当たった2枚だった。できれば当選したチケットを使えるようにしてほしい。観戦できるなら絶対に行きたい」と望みをつないだ。
 夫婦で陸上を観戦予定だった五島市の無職男性(67)は「観戦に合わせ関東に住む孫の顔を見る予定だった。楽しみがなくなって非常に残念。ただ、選手たちにもさまざまな思いがあると思う」と出場選手の胸の内を思いやった。