長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)のハンドウイルカのプログラムに「オーバーヘッドキック」が加わり、家族連れらは豪快な新技を楽しんでいる。
 水面に浮いたボールを口先で真上に上げ、バック転をしながら尾びれでキックする。ボールを正確に上げる動作や、蹴るタイミングを合わせるのが難しく、国内の水族館で披露できるイルカは少ないという。ナミとニーハは約半年かけて練習を重ねてきた。
 プログラムは1日3回開かれ、いずれかが披露する。15日の初回はニーハが挑戦。3回目で成功させ、勢いよくボールが飛ぶと、来館者は拍手を送って喜んでいた。山口県周南市の高等専門学校3年、藤井美紗さん(18)は「イルカとトレーナーはすごいと思いました」と話した。