長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA=レクナ)が編集する英文のウェブ学術誌「平和と核軍縮」の特別号が25日までに刊行された。米国を代表する核問題の専門家、フランク・フォンヒッペル氏の伝記的インタビュー記事を掲載。同氏が核軍縮・不拡散に挑んできた半世紀にわたる歩みを紹介している。
 同氏は物理学者としてスタートし、その後、市民目線で軍縮政策を分析し、代案を提言する「市民科学者」として活動している。編集長を務めるレクナの吉田文彦センター長は「複雑な問題でも彼のように市民目線で政策を評価していく大切さを知ってほしい」としている。
 同誌は2017年12月に創刊。年2回発行し、これまでに約90本を掲載している。いずれもレクナのホームページから閲覧可能。日本語での要約もある。特別号と同時に最新号も刊行。核戦争後の核使用国の責任を事前に議論する必要性を説いた内容など計17本の論文・インタビュー記事を掲載している。