明治安田J2第2節第1日(27日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=9試合)開幕節の2月23日から約4カ月ぶりに無観客で再開し、19日に開幕したプロ野球などに続き、また一つプロスポーツが日常に戻ってきた。V・ファーレン長崎は今季J3から昇格してきた北九州に2−1で競り勝った。V長崎は2連勝。
 V長崎は前半5分、毎熊の右からのゴール前へのパスを富樫が中央でスルー。これを左から詰めた亀川が決めて先制した。その後は好機を生かせなかったが、後半17分に投入されたルアン、イバルボが活躍。20分にルアンがイバルボとのワンツーから、右足で2点目のゴールを決めた。34分に1点を返されたが、同点ゴールは許さなかった。
 東京Vは町田に終了間際のPKで追い付き、1−1で引き分けた。昨季J1の松本は金沢と0−0で引き分け。愛媛は3点差をひっくり返して徳島に4−3で逆転勝ちした。
 今季は1試合の交代枠を3人から5人へ拡大するなど特別ルールを採用。J2は上位2チームがJ1に昇格、J3への降格はない。
 第2節最終日は28日、2試合を実施。第3節は7月4、5日、各地で計11試合が行われ、V長崎は4日午後7時から福岡市のベスト電器スタジアムで福岡と対戦する。


手倉森監督「タフさあった」
 V長崎は2点リードした後、北九州の猛攻をしのいで連勝。手倉森監督は「2点目を取った後も攻撃を繰り返さなければ」と課題を挙げたが、ホームの優位が少ない無観客での九州勢対決を制し「僅差のゲームをものにできるタフさがあった」と選手をたたえた。
 北九州は1点を返したが、連敗。それでも新型コロナウイルスのPCR検査を巡る混乱で、23日の練習が中止になるなど困難を経ての一戦で、粘り強さを発揮した。小林監督は「1点を取れたところ、チャンスをつくれたところは大事にしたい」と収穫を口にした。