昨夏、管内の海水浴場で小学生が溺れて死亡する事故があったことを受け、対馬南署(森田明彦署長)は25日、水難事故防止に向け関係機関と情報交換する「水難事故防止対策会議」を初めて開いた。
 対馬南署によると、事故は昨年8月11日、対馬市厳原町の尾浦海水浴場であり、シュノーケリングをしていた同町内の男児=当時(8)=がうつぶせで浮いたまま溺れているのを海水浴客が発見。男児は搬送先の病院で溺死が確認された。同会議は再発防止につなげようと対馬南署が呼び掛け、海保、市、市教委、消防など5機関から計14人が出席した。
 会議では、森田署長が水難事故防止指導員に市職員2人を任命。各機関が海水浴場の状況や、事故が起きた際の救助体制などについて情報を共有した。
 この中で森田署長は「シュノーケリングは手軽にできるが、(息継ぎ用の筒に)水が入るとパニックになって溺れることもある。子どもから目を離さないようお願いしたい」と喚起。市内の海水浴場を管理している市財産管理運用課の内山歩課長は「親やグループ客に注意を促したい」と述べた。