長崎大は30日、同大の男子学生(19)=長崎市=が大麻取締法違反(譲渡)の疑いで逮捕されたことを受け、全学生を対象にした薬物に関するアンケートを実施するなど、再発防止に取り組む方針を示した。同大は「事態を厳粛に受け止め、深くおわび申し上げます」とのコメントを出した。
 長崎大では、今年1月にも大麻取締法違反(所持)の疑いで水産学部4年だった男子学生が逮捕された。コメントではこの点に言及し、今回の事件発生を「痛恨の極み」とした。今後は、アンケートのほか、メンタルケアが必要な学生への面談や、講演会などの啓発活動に力を入れる予定という。
 一方、長崎地検は同日、男子学生について、長崎家裁に送致したことを明らかにした。送致は29日付。
 長崎署によると、男子学生は5月5日、長崎市内で、佐賀市の無職男性(24)=大麻取締法違反罪で起訴済み=に乾燥大麻約2グラムを3万6千円で譲り渡した疑い。