秋の全国交通安全運動が21日、「あおるより ゆずるあなたが かっこいい」をスローガンに始まった。長崎県内でも県警の出動式や各署の車両パレードなどがあり、関係者が高齢者の交通事故防止などを呼び掛けた。運動は30日まで。
 県警は県庁で出動式を開き、関係団体などから約60人が出席。早川智之県警本部長は「歩行者の安全、自転車の安全利用、高齢者の安全運転などを重点に掲げ、各種対策を推進する。交通安全意識の高揚のため、広報、啓発に一層のご尽力を」とあいさつした。
 県警によると、今年の交通事故発生件数は20日現在で2064件(前年同期2812件)。件数は減少しているが、死者数は24人(同20人)と増え、うち65歳以上の高齢者が18人で約8割を占めている。自転車乗車中の死者も4人(同0人)と増えているという。
 出動式では長崎女子高龍踊部が勇壮な踊りを披露。交通機動隊の白バイ7台と、長崎市と近郊各署のパトカー5台が車両パレードし、啓発を図った。