新型コロナウィルスの感染拡大の影響による自粛生活のなかでは、PCR検査を受けたい理由も人それぞれ。疑わしい症状がある場合には、指定医療機関を受診することになっていますが、症状が無くても不安が募ってしまうことも…。前回の記事では「自宅で唾液を採取するタイプのPCR検査24選」をご紹介しましたが、その中から今回は業界最安値2,970円で利用できる郵送PCR検査キットを実際に試してみました。

【2,970円】自宅で出来るPCR検査キットを実際にやってみた

自宅でPCR検査をするための申込方法をはじめ、唾液採取の流れや発送まで、郵送PCR検査キットにまつわるあれこれをまとめてご紹介します。


自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

自宅で出来る郵送PCR検査とは?

新型コロナウイルスの陽性・陰性を検査するPCR検査には、鼻から検査する「鼻咽頭拭い液採取法」、唾液から検査する「唾液採取法」の2タイプがあります。郵送PCR検査キットに用いられるのは「唾液採取法」になります。病院で受けるタイプの「鼻咽頭拭い液採取法」に比べると感度が低いといわれていますが、痛みが無いことと、自宅での採取も可能なことから郵送PCR検査のほとんどが「唾液採取法」となります。

選ぶ際のポイントはこちら!

郵送で出来るPCR検査キットを取り扱っている検査機関を調査してみると20〜30件ほど見つかり、最も価格が安いものは2,970円(税込)、最も高額なもので27,500円(税込)と、検査機関によって価格の幅はかなり大きいことが分かりました。また、検査キットが届くまでに掛かる日数と、検査結果が分かるまでの日数にも違いがあるため、郵送PCR検査キットを検討する際には「価格面での比較」と「所要日数での比較」をポイントに選定するのがおすすめです。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

 

郵送PCR検査の費用や申込方法とは?

今回実際に使用してみたPCR検査キットは、業界最安値(※)2,970円(税込)で検査できる「SmartAmp Station 新型コロナウイルス検査キット」です。申込方法は、ネット通販と同じ要領で専用サイト(https://smartampstation.dnaform.jp/shop/products/detail/5)に会員登録し、商品(検査キット)を購入・クレジット決済を済ませると、後日自宅に検査キットが届くというものです。(※2021年2月現在 独自調査による)

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

自宅で唾液を採取したあとは、指定の検査機関へ返送します。検査機関へ到着後翌日にはメールで結果が分かるので、申込み(購入)から結果が分かるまでに掛かる所要日数は、最低3日程度となります。(週末や祝日を含む場合は所要日数が延びる場合があります。)

こうした商品は「疑わしい症状がないかたを対象」としていますので、万が一症状がある場合は、地域の指定医療機関の受診が必要です。詳しくは厚生労働省が紹介している「発熱や咳などの症状がある場合には、どうしたらよいですか (厚生労働省)」をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q1-7

実際にやってみた(自宅で唾液採取)

早速「SmartAmp Station 新型コロナウイルス検査キット」が自宅ポストに届きました。実際に唾液を採取する際には、手指を清潔にすることと、唾液採取前の30分は歯磨き・うがい・飲食は控えることが最低限の準備となります。

1.検査キットの中身を確認する

まずは検査キットの内容に間違いがないか確認します。左側の茶色い封筒は採取した検体を返送するための返信用封筒です。120円の切手を購入して貼り付ける必要があります。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

2.清潔な手で唾液を採取する

早速、清潔な手で唾液採取用の綿棒を開封します。口に含む部分に手を触れないように棒の部分を持ち、開封後は速やかに口に含みます。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

3.綿棒に唾液を含ませ30秒待つ

棒付きキャンディーを舐める感覚で綿棒部分を口に含み、そのまま30秒程唾液をしっかりと含ませます。綿棒先端を舌の上に乗せて口を閉じていると自然と唾液が出るので、全く苦痛はありません。30秒経ったら専用の容器に綿棒を入れます。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

4.綿棒を容器に入れて持ち手を切り落とす

唾液を含んだ部分が下にくるように、専用容器に綿棒を差し入れます。綿棒の持ち手が容器からはみ出しますが、折り目に沿ってポキッと折ると簡単に折り取れます。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

5.蓋をしっかり閉める

容器のキャップをカチッと音が鳴るまで閉め、容器の周りを消毒するためのアルコール消毒綿を用意します。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

6.容器を消毒する

容器から液漏れしないように気を付けながらアルコール消毒綿で容器全体を拭きます。唾液採取はたったこれだけで終了です。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

7.検体を密閉袋に入れ、差出人欄を記入する

採取した唾液が入った検体は、専用の密封袋に入れ、しっかりとチャックを閉めておきます。返信用封筒の裏側にある差出人欄も忘れずに記入をします。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

8 .検体を封筒に入れて封をする

検体が入った密封袋を返信用封筒に入れてしっかりと封をします。返送用の120円分の切手は、別途用意する必要があるので、忘れずに購入しておきましょう。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

9 .検査キットをポストへ投函する

120円分の切手が貼られていることを確認し、ポストへ投函します。普通郵便のほか速達も可能なので速達を希望の場合は、速達代金+290円分の切手を貼り、封筒右側上部に赤い線を表示することで速達扱いになります。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

結果が分かるまでの日数と結果通知

返送した検体が検査機関に到着すると、翌日にはメールで検査結果が分かります。

結果はメールで届く

会員登録時のメールアドレスに通知メールが届きました。検査方法や検査日付が記載されている下に検査結果が「陰性」と表示されています。

自宅で唾液を採取するタイプの郵送PCR検査

感想まとめ

以上、自宅で出来るPCR検査キットについてのご紹介でした。数か月前までは、PCR検査の費用といえば数万円という高額なものが多く、気軽にPCR検査を受けることができませんでした。筆者は実際に、鼻から検査する「鼻咽頭拭い液採取法」、唾液から検査する「唾液採取法」の両方の検査を経験しましたが、病院で受けた「鼻咽頭拭い液採取法」では、鼻奥が狭いこともあって、かなり痛みを感じた苦い思い出があります。今回のようにお手頃な価格帯で、しかも自宅で苦痛なく受けられる検査であれば、状況に応じて利用してみるのもよいかもしれません。郵送PCR検査キットを利用する際には是非参考にしてみてください。

※掲載画像は、オリジナル画像以外は公式ホームページから引用させていただきました。
※掲載内容は記事作成時(2021年2月)の情報になります。ご利用の際は事前に検査機関の公式情報をご確認ください。