サウジC(2月29日、キングアブドゥラジズ競馬場、ダート1800m)への出走が決まったクリソベリル。13日に栗東トレセンを出発し、美浦の検疫厩舎へ移動。14日から19日まで国内での最終調整を行って出国の途に就きます。

「そのあとはサウジアラビアでの競馬に出走し、ドバイへ向かいます。クリソベリルは国内では結構いろんな競馬場への移動を経験しましたが、ストール(航空移動時に馬が入る籠)に入るのも初めて、海外での滞在も初めてです。幸い1頭ではなく、海外経験のあるゴールドドリームと一緒に過ごせるので心強いですね」と担当の濱田助手。

 この日程をみると、ほとんど国内で仕上げて、現地では調整程度の追い切りになるのでは?と察します。

「サウジアラビアの競馬場は、レースを走るコースはもちろん、調教コースもこれまで日本馬が体験したことがないわけですから。人も馬も初めてづくし。でも、クリソベリルは知らない土地に行ってソワソワしたりするようなタイプでもないですから。ドーンと構えていてくれればいいな、と思っています。頑張ってきます。いってきます!」(濱田助手)

 14日、さっそく美浦の坂路をゴールドドリームに続いて駆けあがっています。かつて、レッツゴードンキが帯同先の香港で年上のスマートレイアーを姐御のように慕っていた例がありましたが、旅先でこの2頭の大型牡馬はどんな付き合いをしていくのでしょうかね(笑)。競馬の成績もですが、そのあたりの事情も楽しみです。

(取材・文:花岡貴子)