5月2日に行われる青葉賞(3歳・GII)の舞台となる東京芝2400m。このコースについて解説していく。

 東京競馬場の芝コースは左回りで1周距離2083.1m。これは新潟競馬場に次ぐ広さで、ゴール前直線も525.9m、幅員は最大41mと、まさにチャンピオン決定戦にふさわしいコースだ。広い幅員を生かし、A〜Dのコースを使い分けることによって馬場の傷みの分散化を図っている。

 東京芝2400mはスタンド前からのスタート。350mほど走ったところで1コーナーに突入する。向正面半ばまでゆったり下って、一旦上ってから下り、3コーナーの中間地点が最も低くなる。4コーナーを回って直線入り口に急坂が待ち構えており、坂を上り切ったラスト300mは平坦。ゴール前の直線は525.9m。 

 東京芝2400mは、日本ダービーやジャパンCが行われるコース。それだけに各馬が能力を発揮できるイーブンな条件というイメージを抱きがちだが、実際には内枠有利になりやすい傾向がある点は頭に入れておきたい。

 青葉賞はダービーへの出走権を賭けたトライアルレースなので、前半のペースが緩みやすい。そのため、後方一気は難しく、4コーナーではある程度の位置まで押し上げているのが望ましい。実際、近3年、4コーナーの通過順位が二桁からの馬券絡みを果たした馬はおらず、昨年は前半3ハロン35.8秒から一貫ペースに持ちこんだリオンリオンが逃げ切り勝ちを収めている。

 2回東京開催は前半6日間をAコース、7〜10日目をBコース、11、12日をCコースで行う。つまり青葉賞はAコース使用3日目ということになる。「芝の生育は全体的に良好な状態」というJRAの発表通り、先週から開幕した今開催の東京の馬場コンディションは良好で、フローラSはレースレコードとなる1.58.7で決着している。