昨年はここでの2着を足掛かりとしたロジャーバローズが、12番人気で見事日本ダービーを制覇。他にも、13年のキズナをはじめ、トーセンホマレボシやサトノラーゼンなど、本番で活躍する馬がしばしば輩出されている。優先出走権こそ与えられないが、日本ダービーに向け非常に重要な一戦だ。

1.上がりが掛かりやすい

 過去10年の平均レース上がり3Fタイムは35秒0。全て良馬場で行われていたことからしても、春の京都としては上がりが掛かりやすいレースだと言える。それもあってか例年差しが台頭しており、逃げ馬が3着以内に残ったのは昨年2着のロジャーバローズのみ。

2.前走のクラスに注目

 過去10年で、もっとも多くの勝ち星をあげているのは前走1勝クラス組で6勝。前走GIII組が3勝で続いている。前走がGI・GIIの馬もしばしば参戦してくるが、ここではあまり活躍はできていない。また、前走が新馬・未勝利だった馬は、32頭出走して未だ3着以内がゼロ。

3.京都実績

 過去10年の連対馬20頭中、実に17頭には、それ以前に京都芝コースで連対した実績があった。昨年1・2着のレッドジェニアルとロジャーバローズ、16年2着のアグネスフォルテなど、他コースで敗れてきた馬が既に実績のある京都で巻き返すというケースも散見される。


 マンオブスピリットはデビュー戦こそ敗れたが、続く京都芝1800mの2戦を連勝。徐々にエンジンが掛かっていくレースぶりや、前走のつばき賞で騎乗したC.ルメール騎手がレース後に、距離延長は大丈夫という旨をコメントしていたことから、今回の条件変更は問題なくこなせるはず。また、レースの上がりが掛かりやすいということも、この馬にとってはプラスだろう。