5月10日に行われる新潟大賞典(4歳上・GIII)の舞台となる新潟芝2000m外。このコースについて解説していく。新潟芝2000mは内回りと外回りがあるが、新潟大賞典は外回りを使用する。

 芝2000m外は向正面直線を延長したポケットからのスタート。これは芝1400m(内回り)と同じ位置となる。初角となる3コーナーまでは948mと非常に長い。向正面の後半から3コーナー入り口にかけて1.7mほど上り、そこから4コーナーにかけて下る。直線に入っても緩やかに下り、残り320m地点からゴールまではほぼ平坦になる。ゴール前直線は日本最長となる659m。ワンターン(コーナー2つ)の芝2000mは、この新潟だけである。

 初角までの距離はあるが、さすがに長い直線を意識してか、前半のペースは緩みやすい。新潟外回りコースだけに基本は差し馬優勢だが、16年パッションダンス(4角3番手・10番人気1着)、17年マイネルフロスト(4角2番手・11番人気2着)、18年ステイインシアトル(4角1番手・9番人気2着)と先行馬による波乱劇には注意が必要だ。

 1回新潟開催はBコースを使用。Aコースから4メートル外側に内柵を設置した状態で行われる。前開催から半年の期間が空いている上に、開催日数が少なく馬場が傷みにくい新潟コースである点からも、良好な馬場状態で行われると考えてよいだろう。新潟コースは一年を通して野芝のみで行われるが、気温が高く芝の生育が旺盛な夏場の開催よりも時計を要する点は頭に入れておきたい。

 なお、JRAの馬場情報によると、昨年の3回開催終了後にエアレーション作業が施されている。