7月4日(土曜日)にエプソムで行われる予定の第241回英国ダービー(芝12F6y)で、「伏兵候補」と見られていた2頭の回避が、相次いで発表された。

 1頭は、6月6日に(土曜日)にニューマーケットで行われた3冠初戦のG1二千ギニー(芝8F)で4着に入り、ダービーの前売り3番人気に推されていたミリタリーマーチ(牡3、父ニューアプローチ)だ。数日前から見られた故障の兆候が改善されないことから、25日(木曜日)に同馬を管理するサイード・ビン・スルール調教師が、ダービー回避を決め発表したものだ。疾病の程度は軽く、秋には戦線に戻れるとのことだ。

 もう1頭は、6月24日にヘイドックで行われた条件戦(芝10F100y)を快勝し、デビューから無傷の2連勝を飾ったハイエストグラウンド(牡3、父フランケル)だ。前走後、ブックメーカー各社は同馬をダービー前売りの6、7番手に浮上させたが、同馬を所有するニアルコス家のレーシングマネージャーを務めるアラン・クーパー氏が26日、「ダービーはローテーション的にきつい。使うとすれば、7月9日にヨークで行われるG2ダンテS(芝10F56y)になる」とコメントしたものだ。

 英ダービーは目下、LRダービートライアルS(芝11F133y)勝ち馬イングリッシュキング(牡3、父キャメロット)が、オッズ3番人気前後で前売り1番人気に推されている。

(文:合田直弘)