トヨタ自動車の2019年度の世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車含む)が1045万6593台で着地し、同期間で独フォルクスワーゲン(VW)を抜いて世界首位となった。19年(暦年)はVWがトヨタを約20万台上回り、4年連続で首位を堅持していた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う20年1―3月の需要減や生産休止の影響が、明暗を分けた格好だ。

VWが公表した資料をもとに、19年度の世界販売台数を算出したところ、1037万5136台だったVWをトヨタが約8万台上回った。トヨタの19年度実績は前期比1・4%減と4年ぶりに前年割れとなったものの、3月の中国販売で減少幅が改善したことなどが奏功した。

一方のVWは新型コロナの影響で最大市場の中国販売が20年1―3月期で大幅に落ち込んだほか、欧州でも需要減少が大きかった。


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