コンテナで患者を隔離する―。医療設備の施工などを手がけるSansei(横浜市都筑区、尚和直生社長、045・594・3851)は、東千葉メディカルセンター(千葉県東金市)に医療コンテナ(写真)を1台設置した。医療従事者の二次感染予防に活用し、コンテナ内で検査や診察を行う。設置期間は約半年の見通し。

同社の手がける医療コンテナ「MC―Cube」は物流用コンテナを改装し空調や医療機器を導入したもの。長さ約6メートル、幅約2・5メートル、高さ約2・5メートルで間仕切りにより二つの空間に分けられる。「患者が待機する空間は陰圧に、医療者が診察する空間は陽圧にすることで感染を防ぐ」(尚和社長)という。

新型コロナウイルス感染症患者の増加で病床の確保が課題になっている。医療コンテナは設置が容易で、救護テントより衛生環境が優れる。医療崩壊を食い止める一助になりそうだ。