三井デザインテック(東京都港区、渋谷忠彦社長、03・6366・3131)は、新型コロナウイルス感染症対策としてオリジナルのピクトサイン(視覚記号)を作成し、無償でダウンロードできるサービスを始めた。同社ホームページからダウンロードしたピクトサインをコピーして企業や店舗などで使えば、社員や顧客への注意喚起や感染対策運用ルールを周知できる。

 

ピクトサインは三井デザインテックのデザイナー、藤本裕助氏のオリジナルデザインで作成。「手洗い・うがい」「距離の確保」「マスク着用」「会話は仕切り越し」「こまめな消毒」「セキュリティ意識」など全18種類を用意。ダウンロード時に企業情報や個人情報を入力する必要はない。企業が安心して働ける職場環境を短期間で実現する一助として提供する。

日刊工業新聞2020年6月25日

ポスターも簡単作成

 

キヤノンは新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐ「新しい生活様式」の実践や注意喚起に役立つポスターのテンプレート(ひな型)やクリップアートなどの無償提供を始めた。13言語に対応したテンプレートも用意しており、手洗いやソーシャルディスタンス維持の注意喚起、テークアウトの告知など掲示物制作用ソフトウエアで利用可能。オフィスや店舗などでは注意喚起のポスターや掲示物を作成する機会が増えている。デザインやレイアウトを考える負担を減らすことで「新しい生活様式」の浸透につなげる。

日刊工業新聞2020年6月10日

のぼりで応援

三原染工(堺市堺区、三原聡社長、072・232・6463)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける飲食店を応援しようと「TAKE OUTのぼり」の無償配布を始めた。印染(しるしぞめ)関係の事業者で構成する全国青年印染経営研究会(全染研)の有志が始めた企画に賛同し、同社も取り組みに加わった。

のぼりは「食卓のお手伝い。 TAKE OUT お持ち帰り始めました。」と白地に赤い字で書かれたシンプルでわかりやすいデザイン。ポリエステル製で、通りに面した店舗でも使いやすいよう高さ180センチ×幅45センチメートルと細身のサイズにした。1店舗1枚の数量限定で提供を始めており、配布した飲食店に喜ばれているという。

全国各地の祭りやイベントの相次ぐ中止に伴い、のれんや法被、浴衣、のぼり、旗、幕などの受注件数が激減するなか、日頃から世話になっている飲食店を応援しつつ、自らもコロナ禍を共に乗り越えようとしている。(南大阪)

日刊工業新聞2020年6月5日