【京都】高橋練染(京都市右京区、高橋聖介社長、075・802・3111)は、独自の抗ウイルス加工技術「デオファクターアンチウイルス」を施した布(写真)で、従来型のコロナウイルスが99・9%以上減少する効果を確認した。10回洗濯した後に、遺伝子が新型コロナに近い風邪の原因の従来型コロナを接触させる試験で確認。衣類や繊維製品への提案を本格化する。

同社は染色後の生地に機能を付加する整理加工業。独自技術はインフルエンザウイルスなどが対象の抗ウイルス加工認証は取得済み。今回、試験機関で従来型コロナへの効果も追加確認した。同技術は布マスク、病院や厨房(ちゅうぼう)向けユニホームで採用実績がある。

生地の洗浄工程で柔軟剤に独自薬剤と専用バインダーを加えて含浸。薬剤に含んだ多数の天然鉱物が空気中の酸素と水分に化学反応し、生成されるOHラジカルという分子の酸化力で、ウイルスや菌を不活化する仕組み。