三菱電機は29日、人工知能(AI)などを活用して運行効率を従来機種比で最大26%向上させた国内向け標準形エレベーター(機械室なし)「アクシーズ・リンクス=イメージ」を10月8日に発売すると発表した。15年ぶりのフルモデルチェンジとなる。住宅用9人乗り、分速60メートル、停止5カ所の場合の参考見積価格は1200万円程度となる。販売目標は年5000台。

新製品は複数台のエレベーター運行を群管理するAIを用いて建物内の人の流れを予測し、最適な運行パターンを選択して待ち時間を最少化する。乗り場向けの検知センサーなどによりドアの開放時間も短縮し、運行効率を大幅に改善できた。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、ウイルスや菌、花粉抑制機能を持つ循環ファンのほか、抗ウイルス仕様の押しボタンを標準装備する。自走式ロボットと連携し、人の手なしでフロア間の移動を実現する。

災害発生時対応として、新たに太陽光発電から蓄電池経由や電気自動車(EV)からの電力供給を可能にし、停電時でもエレベーターを低速運転できる。


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