コマツは26日、中小型クラスの油圧ショベルの電動化に向け、米プロテラ(カリフォルニア州)と協業契約を結んだと発表した。プロテラからリチウムイオン電池システムの供給を受け、コマツの車体に装着。性能や使い勝手などを検証する。年内に実証実験を開始し、2023―24年の量産を目指す。電動ショベル開発ではプロテラ以外の企業とも、積極的に協業を進める方針だ。

プロテラはバスやトラックなど大型商用車の電動化技術に強い。同社の電池は北米で500台以上の電気輸送車両に搭載されているという。リチウムイオン電池はエネルギー密度が高く、建機のような大容量のパワーと振動がある機械で使うためにはカスタマイズが欠かせない。

コマツは08年に世界初のハイブリッド油圧ショベルを市場投入。20年にはバッテリー駆動のミニショベルのレンタル販売を国内で始めた。プロテラとの協業では、自社開発の基幹部品や車体開発のすり合わせ技術も活用し、商用の中小型電動ショベル開発を目指す。


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