JAXAとボーイング、晴天時の乱気流検知技術を実証

JAXAとボーイング、晴天時の乱気流検知技術を実証

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米ボーイングは、航空機事故の原因の一つで、従来の気象レーダーで探知できなかった晴天時の乱気流の検知技術の実証飛行試験を2018年3月にも始める。

 航空機に搭載した装置からレーザー光を出し空気中の塵で反射させ散乱した光を検出することで、機体前方の乱気流を見つける。

 ボーイングの大型機に装置を搭載し、米国のボーイングの施設において数週間の飛行から技術を検証する。飛行試験の知見から、乱気流による航空機内の負傷事故の防止につなげる。

 JAXAは平均17・5キロメートル遠方の乱気流を検知できる重量83・7キログラムの装置を開発している。機体の速度から計算すると17・5キロメートルの距離は70秒に相当する。

 70秒前に乱気流突入が分かっていればシートベルトを着用する余裕ができ、機内の負傷者を6割以上減らせる可能性がある。

【ファシリテーターのコメント】
現在の航空機ではレーダーの電波を雲の中の水滴に反射させ乱気流を検知する。そのため、晴天時の乱気流を見つけられない。
明 豊

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