O157 前橋の店舗 共通食材なく店内で付着か

群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店の利用客から相次いでO157が検出され、3歳の女の子が死亡した問題で、前橋市の店舗で感染した11人は、ポテトサラダだけでなく炒め物を食べた人もいるなど、全員に共通する食材はないものの、いずれも同じ日に総菜を購入していることがわかりました。保健所は、この日に店内で2次的に菌が付着した可能性があると見て、感染経路の特定を進めています。

先月、群馬県と埼玉県にある総菜店「でりしゃす」の4つの店舗で販売されたポテトサラダやコールスローサラダなどを食べた22人から腸管出血性大腸菌、O157が検出され、このうち、前橋市の六供店のタケノコやエビの炒め物などを食べた東京の3歳の女の子が死亡しました。

最も多い感染者が出ている前橋市の六供店では、O157が検出された11人のうち、ポテトサラダを食べたのは4人で、それ以外のサラダ類は5人、死亡した女の子ら2人はタケノコやエビの炒め物など、加熱した総菜を食べていました。11人に共通した食材はありませんが、いずれも先月11日に購入した総菜を食べていて、検出されたO157の遺伝子の型も同じでした。

この店では、総菜がふたのない状態で大皿で販売され、客がトングを別の総菜にも使い回せる状態だったということで、保健所は炒め物が調理されたあと、店内で販売中に菌が付着し、2次的に汚染が広がった可能性があると見て調べています。

一方、埼玉県の2店舗では、O157が検出された10人に共通する食品は、先月7日と8日に販売されたポテトサラダでした。各地の保健所は、感染した人の食事や行動などを改めて調べ感染経路の特定を進めています。

【埼玉ではポテトサラダが共通】埼玉県内では、熊谷市にある「籠原店」と「熊谷店」の2つの店舗で購入したいずれもポテトサラダを食べた10人から0157が検出されました。一方で、亡くなった3歳の女の子が食べたタケノコやエビの炒め物を購入した人はいなかったということです。

O157が検出された10人に共通する食品は、2つの店舗で先月7日と8日に販売されたポテトサラダのみで、埼玉県は食中毒の原因はポテトサラダと見て、引き続き細菌の混入経路を調べています。

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