日本被団協「朝鮮半島の非核化に向け期待」

12日、開かれた米朝首脳会談について、日本被団協は朝鮮半島の非核化に向けた前進が期待できると評価したうえで、今後、両国や日本に対し、核兵器禁止条約を批准するよう求めていく特別決議を採択しました。

日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会は東京・千代田区で定期総会を開き、全国の被爆者団体の代表などおよそ90人が参加しました。

総会では、12日、開かれた史上初の米朝首脳会談について、朝鮮半島の非核化に向けたスタートを表明するもので、今後の前進が期待できると評価しました。

そのうえで、アメリカと北朝鮮、それに唯一の戦争被爆国である日本に対し、核兵器の開発や保有などを禁止する「核兵器禁止条約」を批准するよう求めていく特別決議を採択しました。

さらに今年度、アメリカなどの核保有国を含めた各国の大使館に、条約の批准を求める要請活動を行っていくことを決めました。

田中※煕巳代表委員は「対立し合ってきた米朝の首脳が会談を行ったことは評価すべきで、今後も話し合いを続けることが重要だ。核兵器をなくすためには今が重要な時期で、廃絶運動に力を入れていきたい」話しています。

※「煕」は「臣」の「コ」が「口」。
【新代表委員に田中重光氏】日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の新しい代表委員に、被災協=長崎原爆被災者協議会の田中重光会長が就任しました。

日本被団協では去年8月に、3人いる代表委員の1人で長崎の被爆者、谷口稜曄さんが亡くなり、14日の開かれた総会で、後任の代表委員に被災協=長崎原爆被災者協議会の田中重光会長が選ばれました。

田中さんは、77歳。4歳のときに長崎市の爆心地から6キロの地点で被爆しました。国内だけでなく海外でも被爆体験を語る活動を続け、谷口さんが亡くなったあとの去年10月からは、長崎の被爆者団体の1つ、被災協=長崎原爆被災者協議会の会長を務めています。

田中さんは「人類のいちばんの課題は、核兵器廃絶であり、被爆者が生きているうちに道筋をつけていくことが必要だと感じている。重責を担うことになったが、頑張りたい」と話していました。

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

おすすめ情報

NHKニュース&スポーツの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

社会 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

社会 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索