北朝鮮による拉致問題への理解を深めてもらおうと、中学1年生の時に拉致された横田めぐみさんの事件をテーマにした映画が制作されることになり、13日、都内で制作発表の記者会見が開かれました。

映画「めぐみへの誓い」は、北朝鮮が拉致を認めた平成14年の日朝首脳会談で帰国を果たせなかった横田めぐみさんら被害者とその帰りを待つ家族の苦悩を描くもので、制作費は支援者らがクラウドファンディングなどで集めました。

来月から撮影が始まるのを前に13日、都内で制作発表の記者会見が行われ、劇団「夜想会」の代表で今回監督を務める野伏翔さんが「家族に寄り添い元気なうちになんとかしたいという思いが強くあります」と作品に込めた思いを語りました。

また記者会見には拉致被害者の田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さん(81)も出席し、「待っている家族も年をとり、年齢には勝てなくなっています。この映画で世論を高め、被害者の帰国が国民の願いだという声を強くしていただきたい」と話しました。

映画は秋田や東京などで撮影が行われ、ことし6月から各地で上映会が開かれる予定です。