沖縄県内に住む60代のタクシー運転手の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。この運転手は、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が寄港した際、乗客をタクシーに乗せていたということです。

沖縄県によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは県内に住む60代のタクシー運転手の女性です。

運転手は今月5日にせきがひどくなり、関節痛などの症状が出たため、医療機関を受診したところ、肺炎の症状がみられたため県が調べた結果、感染が確認されました。

運転手は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が今月1日に那覇港に寄港した際、乗客で横浜市に住む60代から70代の女性4人をタクシーに乗車させたということです。4人の女性はマスクをしていませんでした。

運転手は13日の夕方から感染症の指定医療機関に入院していて、容体は安定しているということです。また運転手は、今月1日以降7日までは休みをはさみながら出勤し、合わせて50人近くをタクシーに乗せたということです。

県は運転手と接触した可能性がある人について健康観察を行うとともに、ほかに感染している人がいないか確認を急ぐことにしています。
【那覇港 クルーズ船の全国最多寄港地】去年1年間に観光などで沖縄を訪れた人は、1016万人余りと7年連続で過去最高を更新していて、このうち台湾からがおよそ94万人と最も多く、次いで中国本土からが75万人余りとなっています。

また那覇港は、去年1年間(2019年)にクルーズ船が寄港した回数が260回に上り、全国で最も多く、那覇港管理組合によりますと、このうち251回は外国船籍となっていて、中国の上海や台湾などをまわってくる船が多いということです。