去年1月、小学4年生の女の子が虐待を受けた末に死亡する事件が起きた千葉県野田市で、市の職員や民生委員らが虐待への対応方法を学ぶ研修会が行われました。

去年1月、千葉県野田市で小学4年生だった栗原心愛さん(10)が虐待を受けた末に死亡する事件が起きたことを受けて、市は、行政の対応を検証する第三者委員会を設けるなど再発防止に向けた取り組みを進めています。

14日は、日本大学の准教授で第三者委員会の鈴木秀洋委員が、市の職員や民生委員などおよそ40人を対象に講演し、「関係機関が情報共有を徹底したうえ役割分担を明確にし、当事者意識を持って対応や支援にあたることが重要だ」と述べました。

また、行政機関に対し、敵対的な姿勢を見せる保護者への対応について、「子どもの権利を守るという視点を忘れずに、あらゆるケースを具体的に想定してほしい」と訴えました。

参加した50代の女性は「学んだ知識を生かして何かおかしいなと感じたら声を上げていきたい」と話していました。

鈴木委員は「それぞれの組織が自分たちの役割を知ることが連携の第一歩になる。そのうえで、どう役割を果たしていくのか考えてもらいたい」と話していました。