去年1年間に捜査当局が行った通信の傍受について森法務大臣は4日の閣議で、全国の警察が10の事件で行った結果、合わせて48人の逮捕につながったことを報告しました。

「通信傍受法」では、ほかの手段では事件の解明が難しい場合に限って捜査当局に電話の通話などの傍受を認める一方、政府には毎年、傍受の実施状況を国会に報告するよう義務づけています。

森法務大臣は14日の閣議で、去年1年間に全国の警察が窃盗や詐欺など10の事件で携帯電話の通話を9133回傍受した結果、合わせて48人の逮捕につながったことを報告しました。

このうち8つの事件では、去年6月から可能となった通信事業者を立ち会わせない警察施設での傍受が行われたということです。

政府はこうした内容を国会に報告することにしています。