日本で記録的に「雪が少ない冬」となるなか、AP通信はロシアや北欧の国でも例年より気温が高く、雪が少なかったり、とけたりする影響が出ていると伝えています。

AP通信によりますと、ロシアでは各地で例年より気温が高い状態が続き、雪どけが進んでいて、複数の河川に雪どけ水が流れ込んで、水位の上昇が観測されているということです。

このうちシベリアのクラスノヤルスク地方では、この時期には凍っているエニセイ川がとけ始め、水があふれ出しました。

エニセイ川はモンゴルからシベリアの中央部、そして北極海に流れ込むユーラシア大陸有数の河川で、川がとけだしたクラスノヤルスク地方は例年、1月から2月にかけては最高気温でも氷点下のままですが、ことしは7度に達したということです。

また北欧フィンランドの首都ヘルシンキでは、1月の日中の気温が平年に比べて9度から10度高く、スキー場では雪が足りず、人工雪でしのいでいるということです。

ヘルシンキの14日の夕方の予想最高気温は、トルコのイスタンブールとほぼ同じ8度となっています。

ノルウェーでも西部の街で今月2日、気温が19度まで上がり、1月の最高気温としては過去最も高くなったということで、ノルウェーの気象学者は「ノルウェーでは氷点下の日数が減少し、冬がだんだん短くなっている」と話しています。