新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船では、12日、乗客・乗員39人と検疫官1人の感染が明らかになり、厚生労働省は医療機関への搬送を順次、進めています。

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、12日、乗客と乗員39人と、船内で検疫を行った男性検疫官1人の合わせて40人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

厚生労働省は感染が確認された乗客と乗員を、順次、医療機関に搬送していて、12日午後6時までに39人中17人の搬送が完了したということです。

また、厚生労働省によりますと、11日までに感染が確認された人のうち日本人3人を含む合わせて4人が重い症状となっていて、このうち2人は集中治療室で治療を受けているということです。

このほか、クルーズ船から搬送された外国籍の60代の男性も症状が重く集中治療室に入っていますが、ウイルスに感染しているかどうかは分かっていません。

一方、12日感染が明らかになった50代の男性検疫官は現在入院しているものの容体は安定していて、厚生労働省は家族など濃厚接触者にあたる人を確認したうえで、ウイルス検査を実施することにしています。

さらに厚生労働省は船内に残っている乗客と乗員について全員を対象にウイルス検査を行うかどうか検討しています。