旬を迎えた長崎の特産品「ビワ」を新しい食べ方で提供します。

ビワを使ったスイーツが楽しめるイベントが、長崎市などで始まりました。

▼長崎市新戸町「パティスリーサンミシェル」ではふわふわスフレに

長崎市新戸町の洋菓子店「PatisserieSaint-Michel」。

イチゴを使ったケーキや名物のモンブランが並ぶショーケースに、17日、新たに加わったのが、県産のビワ2個分の果肉や果汁を使ったスフレケーキです。

(サン・ミシェル 山田 郁実さん)

「(スフレの)ふわふわな生地とビワの相性がいいので、食べてもらいたい」

ビワのコンポートやクリームをスフレで挟み、その上にはビワの花をイメージしたチョコレートが乗っています。

17日から始まった「びわスイーツフェスタ」。

長崎市と波佐見町のカフェやレストラン15店舗で、旬のビワを使ったオリジナルスイーツを楽しめます。

長崎県は、50年以上にわたりビワの収穫量が日本一。全国シェアの3割以上を占めています。

スイーツフェスタは、より多くの長崎の人たちに味わってほしいと企画されました。

(企画したイタリアン&スイーツMuggina 鈴木 貴之さん)

「長崎はビワの伝来の地なので、その歴史も含めてスイーツを通してビワの良さを味わってもらいたい」

▼長崎市出島町「アティック」はじっくり焼き上げたパイ

(スタッフ)

「こちら、茂木ビワのパイでございます」

長崎市出島町のレストラン「Attic」では、茂木産のビワをパイで包んで焼き上げ、その上にはジェラートやビワのコンポートが。

(青木雄大アナウンサー)

「ビワの上品な甘さが感じられて、熱々のパイにひんやりジェラートがよく合う」

(Attic 田口 大介さん)

「家庭だと、むいたままフレッシュで(食べる)形が多いと思うので、アティックとしてはパイにしたが、また新しい形で楽しんでもらいたい」

「びわスイーツフェスタ」は、5月末まで楽しめます。