向井理「10の秘密」第5話元妻の謀略5・4 俳優向井理(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「10の秘密」(火曜午後9時)の11日放送の第5話の視聴率が、5・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。前回の6・2%より0・8ポイント、ダウンした。

初回から8・9%、7・9%、6・7%、6・2%だった。

関西地区は8・9%、前回の9・7%より0・8ポイント、ダウンした。初回から11・8%、10・1%、7・9%、9・7%だった。

白河圭太(向井)は14歳の娘・瞳(山田杏奈)と2人で暮らす建築確認検査員。9年前、弁護士で上昇志向の強い元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が家を出て行って以来、シングルファーザーとして奮闘しながら娘と良好な関係を築いてきた。だが、その娘が誘拐されたことから事件が始まる。そして、その事件は10年前の火事にまでさかのぼる。

大手建設会社・帝東建設の顧問弁護士を務め、金のために実の娘の誘拐まで偽装する由貴子を演じる仲間は「最初は優しい母親像だった由貴子ですが、実はたくさんの借金をかかえ、張りぼてのようなセレブ生活をおくる人。仕事を辞めて、3億円というお金を手に入れるために娘を誘拐した首謀者です。まさかお金や自分の欲のために、こんなことまでしてきたのかと衝撃的な人物と思いました。撮影で3億円を目にしたときは『3億ってこの量なんだ!』って思いましたね(笑い)。スタッフさんが撮影現場で『1枚足りない。もう1回数えて!』って必死になっていたのが印象的です。3億円をあんな風に見たこともないので新鮮でしたね(笑い)」

由貴子の役柄について「今まで演じたことが無い、本当に欲の強い人物です。最初は、私の中で起爆剤と言いますか、火種を作るのが難しい役でした。今は、自分の欲や夢のためにまっすぐ動いている人物というところに取っ掛かりを持って撮影をしています。また“やればやるほどひどい人”という印象もあります。4話で、圭太(向井)にきつい言葉を浴びせるシーンでも、監督のカットがかかった後に『ひどいよね』って向井さんにお話ししたら『いや、ホントですよ。泣きそうでしたよ、いま』って言われてしまいました(笑い)。もちろん楽しんで演じていますが、それが由貴子の本心。楽しんでいるけど、ただの遊びではなくて、どこか由貴子の本気な部分をセリフやシーンで残したいと思っています」と話している。

第5話では、帝東建設に偽装建築の証拠を突きつけるには、自殺した社員の矢吹(中林大樹)が残した手帳とデータの両方が不可欠。そのうち手帳はすでに由貴子(仲間)が手にしていることを知った圭太(向井)は、瞳(山田)の誘拐事件が、圭太を利用するために由貴子が仕組んだ自作自演だと気づき、がくぜんとする。金のために娘を誘拐した元妻を激しく非難するが、由貴子は悪びれる様子もなく、すべては新しい人生を始めるためだと話す。

一方、瞳は10年前に自分が起こした火事で死者がいたうえに、圭太がその被害者遺族にひそかに金を送っていたことを知る。娘の罪をひた隠しにしてきた圭太を軽蔑し、家を出て行ってしまう。

仕事も失い、八方ふさがりの圭太は、瞳との生活を取り戻すために金を工面しようと、帝東建設社員で由貴子の恋人の宇都宮竜二(渡部篤郎)を訪ねる。しかし、良い返事をもらうどころか、由貴子が盗み出したデータに3億もの売値をつけて取引に成功し、さらに手帳を使ってもう3億を手に入れようとしていることを知る。あとがなくなった圭太は、由貴子への宣戦布告ともいえる大胆な行動に出る。

瞳と頻繁にコンタクトを取ろうとする音大生の伊達翼(松村北斗)に違和感を覚えた圭太の幼なじみの石川菜七子(仲里依紗)。その話を聞いた圭太は、翼を詰問すると、自分の過去について、ある告白を始める。