NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月〜土曜、午前8時)の10日に放送された第109回の平均視聴率が19・2%、11日放送の第110回が18・5%(ともに関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、入学式当日、喜美子(戸田恵梨香)は京都の美術大学で学ぶ武志(伊藤健太郎)を送り出した。武志は喜美子にマツ(富田靖子)のことを「よろしく頼むな」と頼み、そして、「大学に行かせてくれてありがとう」と感謝した。大学の資金は離婚した八郎(松下洸平)が毎月欠かさず送ってくれたお金もつかうことになり、電話することにした。電話をかけると受話器から女性の声がして動揺した。事情を、照子(大島優子)や直子(桜庭ななみ)らに話すと、“留守番オンナ”だと知らされ、世間知らずをバカにされた。その夜、マツと喜美子ら3人の娘がそろい、しゃべり尽くした。

手縫いの服が出来上がったマツは喫茶店で大野陽子(財前直見)に見せると、そのまま静かに眠るように亡くなった。マツが亡くなって3年半がたち、喜美子はひとりで暮らしていた。そこに突然、八郎から電話がかかってきた。照子に連れられ、やって来た八郎は仏壇を拝んだ。その後、2人きりになった喜美子と八郎は数年ぶりの対面でぎこちなく会話。武志の話題になり、改めて八郎にお礼を述べた。春になり大学を卒業した武志が信楽に帰ってきた、という内容だった。