漫画家でイラストレーターの、きくちゆうき氏が19年12月19日から毎日、ツイッターとインスタグラムで連載中の4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の最新&最終回となる100日目が20日、予定から20分遅れの、午後7時20分にアップされた。

「100日後に死ぬワニ」は、主人公のワニの、何げない日常の生活が描かれながら、漫画の最後に「死まであと○日」と、余命がカウントダウンされる形で告知されていく。その日常と衝撃のギャップが評判を呼んだ。

最新&最終回の100日目は、4コマではなく3日分超の13コマで描かれた。最初の4コマでは、花見の席でワニが恋心を寄せて83日目にデートした先輩らが花を楽しむ中、ワニがなかなか来ず、友達のネズミが「迎えに行くわ」と言い、バイクに乗ってワニを迎えに行くシーンが描かれた。 次の4コマでは、バイクに乗ったネズミが赤信号で停車中に、スマートフォンで桜吹雪を撮影し「よくね?」とメッセージをつけてLINEを送信するシーンが描かれた。

次の4コマでは、車道を歩いていたヒヨコを歩道に押し出すワニの手が描かれ、その後、ヒヨコが歩道に落ちたワニのものと見られるスマートフォンを見つけ、そこに「スゲー!! 春に来たって感じ〜」と返信がなされた画面が描かれた。そして最後の1コマは桜吹雪が舞うシーンで終わっている。

ワニは、ヒヨコを交通事故から救い、自らひかれて亡くなったとみられ、最初のコマの上に「100日目」と描かれ、末尾に恒例の「死まであと○日」というカウントダウンはなかった。

ツイッターのコメント欄では、横断歩道を横断するヒヨコがトラックにひかれそうになったところを、ワニに救われた3日目の話などを引き合いに、100日目を考察するコメントが相次いだ。

前日19日にアップされた99回目は、自宅でテレビを見ているワニが、テレビで桜の開花が報じられ「おおむね晴れてお花見日和でしょう」のアナウンスに、口を大きく開けて笑みを浮かべたコマで終わっていた。

最終回のこの日は、ツイッター上で、ワニの余命に関する臆測が飛び交い、一部で、自作の4コマ漫画をアップするユーザーも登場し「フェイクだ」などと指摘する声も出るなど混乱、錯綜(さくそう)した。また新作アップ予定時刻の午後7時になっても最終回の100日目が更新されず「更新されないのは(ワニが)死んだから?」など、心配の声も多く寄せられた。

アップから30分後の午後7時50分時点で、リツイートは40万3000、いいねは83万5000に上った。