新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月1日から全公演を休止していた大阪・天満天神繁昌亭が1日、観客を入れて公演を再開し、ライブ動画配信サービス「ぴあライブストリーム」で昼席の有料配信も開始した。

繁昌亭は6月26〜28日には地元関係者を招待してプレ公演を行っており、7月1日から本格的に再開した。

冒頭、上方落語協会の笑福亭仁智会長(67)があいさつ。「この日を迎えて感極まっておりました。金策に走りました。最近、おもろいことが言えんようになって、嫁はんに『前からちゃう?』と言われました」と笑わせた。

昼席は通常8席で2時間半ほどの公演を、6席で約2時間にしている。客席は2列目以降で前後や隣との距離を確保できるよう市松模様に着席し、通常216席から100席程度にするなど、感染拡大防止の対策を取っている。

この日は約100人が来場。当日券も完売し、満席となった。昼席の様子をライブ動画配信サービス「ぴあライブストリーム」を使って有料配信し、約50人が視聴した。ライブ配信は当面の間、継続するという。

客席には使用不可席のキャンペーンとして、1カ月2000円で上半身の写真を飾る応援パネルを応募している。この日はファンや関係者の約10枚のパネルが置かれたという。そのほかの席には、落語家やキャラクターのパネルが置かれた。

当日券を使用した大阪在住の女性は「3月から見られなかった。生の落語はいい」と再開を喜んでいた。