先週、一部女性誌が報じた「バイキング」(フジテレビ系)の打ち切り話に局幹部が過剰反応し、情報の火消しに躍起になっていたという。フジ上層部を慌てさせた理由は、記事で「パワハラ」と報じられた、いまや“フジの将軍さま”の異名を誇るMCの坂上忍(53)。

 記事ではスタッフ数人が体調不良で休職し、その原因が坂上にあるかのように報じられていたが、その原因と囁かれているのが坂上による“想定問答タイム”。番組では毎回、時事ネタを取り上げるが、事前の打ち合わせで坂上から担当ディレクターに対し、さまざまな角度から奇問、難問が飛んでくるという。

「まともな答えになっていない場合は坂上の喝が飛ぶ。スタッフにしたら物凄いストレスだと思います。ただこれをパワハラと断じていいのか? MCである坂上にしたら懸念の点をすべて潰すのが義務ですからね。歪曲されて伝わった可能性もあります」(テレビ関係者)

 番組打ち切りのもうひとつの要因と囁かれているのが年々高騰しているといわれる坂上のギャラ。坂上が同番組の全曜日MCに就任したのは2015年3月のことだった。

「当初、伸び悩んだ視聴率は、各分野のコメンテーターを交えての生激論番組に構成を変えた。これは坂上の発案。するとみるみるうちに視聴率がアップ。気付けば坂上のギャラは番組開始当初の1本50万円から、いまや140万円程度になっているようだ。全日帯の番組ではあり得ないくらい高額です」(編成関係者)

 果たして「バイキング」は番組開始7年目にして9月改編で本当に終了するのか。フジテレビ関係者はこう話す。

■完全なガセ情報

「完全なガセ情報ですよ。『バイキング』が終わるなんて話はあり得ません。幹部たちが女性誌の記事が延焼しないように火消しに奔走したのは事実です。体調を崩したスタッフがいるのも事実。でも、いまのウチに『バイキング』に代わるコンテンツはありません」

 芸能関係者もこう付け加える。

「現在、フジのGP帯の世帯視聴率は3〜5%が当たり前。そんな中にあって『バイキング』はコンスタントに5%以上をマークする優良コンテンツです。逆立ちしても打ち切れないはず。坂上さんはいまや神に近い存在で、彼の言うことは絶対なんです」

 フジテレビは打ち切りについて日刊ゲンダイの問い合わせに「ご指摘のような事実はございません」(広報部)と回答していたが、どうやら“坂上大将軍”の天下はもうしばらく続きそうだ。