相次ぐ紛失事故 「USBメモリー」を絶対なくさない方法は

相次ぐ紛失事故 「USBメモリー」を絶対なくさない方法は

 昭和女子大の准教授が学生510人分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失してニュースになった。同大のほか非常勤講師として講義を行った立教大などの学生の氏名と成績、学籍番号が記録されていたという。

 重要情報が入ったUSBやSDカードを紛失する事故は頻繁に起きている。サラリーマンにとって他人事ではない。

 そこで知りたいのが、こうしたスマートメディアをなくさない方法だ。プロはどんな手を使っているのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏に聞いた。

「IT技術者は紛失防止のために知恵を絞っています。スマートメディアを長財布の中に入れたり、ストラップ用の穴があるUSBにヒモを通し、カバンの中のフックに引っかけて使う。パソコンを入れるケースはポケットがついているタイプを選んで使用後はその中に収納。電源コードなどを入れる専用ポーチにしまうよう習慣づけている人もいます。パスワードを入力しないかぎり開けないUSBもあります」

 SDカードをカードリーダーに差し込んで持ち運びすれば置き忘れる心配もない。首に吊るすIDカードのホルダーに入れて持ち運びする人もいるそうだ。ITジャーナリストの山口健太氏によれば、紛失防止のため、社員にスマートメディアを使わせない企業が増えているという。

「パソコンにスマートメディアを差し込んだ瞬間、システム管理者に通知が行き、使用中止の注意を受けます。その代わりに使うのがクラウドサービス。どこでもデータを使えるし、他人と共有もできる。パスワードを知られないかぎり安全です」(山口健太氏)

 何も持ち歩かないのが一番安全なようだ。

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