海外向け情報サイトで1位に 鳥取県はなぜ外国人観光客にモテる

海外向け情報サイトで1位に 鳥取県はなぜ外国人観光客にモテる

 来年のオススメは鳥取県――。国内最大級の外国人向け日本情報サイト「ガイジンポット」が「2019年に外国人が訪れるべき観光地ランキング」を発表。なんと、意外にも鳥取県が1位に輝いた。

 2位の福岡市、3位の東京・代官山を抑えての快挙。鳥取県はブランド総合研究所の「都道府県&市区町村の観光意欲度ランキング2018」で37位と低調だったが、世界的に大躍進したことになる。

「私たちもびっくりしました」とは鳥取県観光戦略課主事の竹内淳子氏だ。

「当県には鳥取砂丘コナン空港と米子鬼太郎空港があり、後者はソウルからの直行便を週3便から5便に増加。週2便だった香港からの直行便を3便にしました。便数が増えたおかげで、さらに観光客が増えました。境港には韓国とウラジオストクをつなぐフェリーが週に2便来港しています。一番多いのは韓国のお客さま。欧米人は鳥取砂丘を見て『日本にも砂漠があるのか』と驚かれます」

 このほか断崖にあるため“日本一危険な国宝”と呼ばれる「投入堂」や、水深20メートルまで見える浦富海岸も人気スポットだ。

■漫画とアニメ人気の相乗効果

 さらに外国人を喜ばせるのが「青山剛昌ふるさと館」(北栄町)と「水木しげる記念館」(境港市)。前者は人気漫画「名探偵コナン」の作者の青山氏にちなんだ施設で原画やゲームを、後者は「ゲゲゲの鬼太郎」の関連品を展示している。鬼太郎は台湾でテレビ放送され、コナンはアジアのほかカナダで人気を博しているそうだ。

「米国の人気トーク番組の司会者コナン・オブライエンさんが『私と同じ名前だから』と今年9月に来県しました。そのニュースが海外メディアで発信されて広く知られたことも大きいようです」(竹内淳子氏)

 鳥取県を訪れる外国人観光客の数は15年の10万3430人から17年は14万530人に増加。今年は9月時点で12万6210人と昨年を上回る勢いだ。交通ジャーナリストの間貞麿氏が言う。

「もともと砂丘の人気が高いところに漫画とアニメの魅力が加わったことが大きい。砂丘に興味がない人はコナンや鬼太郎を見に行くなど外国人観光客の幅が広がりました」

 日本人には人気薄でも、何が外国人にウケるか分からない。


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