【もぎたて海外仰天ニュース】

 2009年に米ウィスコンシン州で始まった「小さな図書館」運動。地域社会の人たちに小さな箱に収められた本を無料で貸し出す非営利の活動だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、この運動が「小さな貯蔵庫運動」に変化した、と話題だ。

 本を入れる小さな箱は「リトル・フリー・ライブラリー」と呼ばれ、全世界に約7万5000個が設置されている。

 米CNN(3月24日付電子版)などによると、新型コロナの感染拡大で店の棚から商品が消える中、人々がトイレットペーパーやマスク、缶詰やパスタといった保存がきく食料品など、不足しがちな日常品を「小さな図書館」に入れ始めている。

 運動を行っている団体が呼びかけたわけではなく、自然発生的な行為だ。

 このことに気づいた人たちは、次々と感動と絶賛のツイートを写真と共に投稿。写真はそのほんの一部だ。

「寒い雨の日、近所を歩いている時に美しい光を見つけたよ。誰かが『小さな図書館』に食料と日常品を詰めたんだ(本もあったよ)。コロナが生んだこの小さな親切で、本当に心が温まったよ。みんなもそう感じてくれればいいんだけど」(テキサス州のマット・ガスキンズさん)

「これは冗談抜きで最高に素晴らしい。『小さな図書館』を『小さな食料貯蔵庫』に変えているの。近所の人たちに気を使うってことが完全に次のレベルに上がったね。すごく気に入った」(メリーランド州のキム・レオナードさん)

「メリーランド州アーリントンの『小さな図書館』を見てみて。『小さな貯蔵庫』になってる。これ、できるならみんなでやろうよ。たくさんの人たちにとって大変な時だから。友達のフェイスブックに乗ってた写真です」(マサチューセッツ州のマンディニ・バジパイさん)

 試練の時に、人間の素晴らしい側面が分かることがあるけれど、これもその好例だろう。