緊急事態宣言が延長されたことで、飲食業や旅館の経営者からは悲鳴が上がっているが、単身赴任者や離婚した家庭からも不安の声が上がっている。家族との距離がどんどん広がっているためだ。

 例えば、杏(34)と離婚調停に向けて動き出したとも伝えられる東出昌大(32)。現在、東出は埼玉県の実家に身を寄せているようだが、3人の子供とは会えていないようだ。3月の謝罪会見では、3人の子供と「今でも毎日ビデオ通話で連絡を取り合っています」と語っていたが、会見以降はビデオ通話の回数が減らされたとも報じられた。

「ビデオ通話ができるだけマシな方かもしれません。夫婦が別居した場合、感情的なしこりから、子供の面倒を見ている親が、片方の親に子供を会わせなくさせるのはよくあること。芸能界では有名なのが、歌手の高橋ジョージです。タレントの三船美佳との離婚後、9歳で別れた娘と5年間、“音信不通”でした。東出も同じようになる可能性があります」(スポーツ紙記者)

 東出の状況を笑えない世の父親は少なくない。都内に住む会社員の孝信さん(仮名=37)もそのひとりだ。

 2年前に妻との離婚が成立。当時、7歳の長男と4歳の長女の親権は妻が持った。離婚調停では月に1度、子供と会う取り決めが交わされた。以後、離れて暮らす子供たちと月に1度、会ってきたが、コロナ禍で事態は一変したという。

「コロナが怖くて会わせられない」

「子供たちに会ったのは、2月にいちご狩りに行ったのが最後です。3、4月は、妻サイドから『コロナが怖いので会わせられない』と連絡があり、会えていません。子供たちはかわいい盛り。何とかできないかと交渉したところ、『テレビ電話なら』と提案されたんです」(孝信さん)

 4月上旬に7歳の長男が、元妻のスマートフォンから「FaceTime」で連絡をしてきた。孝信さんは、子供たちが大好きなアニメ「ポケットモンスター」をDVDで見て準備したが、会話は全く盛り上がらなかったという。

「私も子供たちもテレビ電話で話すのは初めて。お互い何かを口にしようとすると、タイムラグが生じて、会話が噛み合わないのです。しかも、『FaceTime』には、自分の顔にイラストを重ね合わせる機能があるんですが、途中から子供たちは自分の顔をパンダにしたり猫にしたりして遊び始めた。10分くらいしたら飽きたのか、『パパとは話すことないね』と言われてしまいました。最後に『今度は会おうな』と言うのがやっと。次にいつ会えるか決まっていません」(孝信さん)

 東出の場合、子供たちとのビデオ通話の会話が少しでも弾むようにと、昆虫の生態を改めて勉強し直したり、次に会う時は動物園に連れていくことも約束したりしているという。

 だが、このコロナ禍では、そんな約束をいつ果たせるのかわかったものではない。子供と離れて暮らす父親の苦悩は深まるばかりだ。