初球、いきなり157キロを投げ込んだ。

 ロッテのドラフト1位右腕・佐々木朗希(18=大船渡)が24日、フリー打撃に登板。プロ入り後、初めて打者を相手にした投球で、またも周囲の度肝を抜いた。

「高めは今まで見たことがないくらい速い。ボールが小さく見えた」と、驚きの表情で衝撃を口にしたのは、ドラフト5位新人の福田光輝(法政大)。オール直球で投じた全25球のうち、実に13球が150キロを超えた。最速157キロを3度マークし、捕手を務めた育成2位新人の植田将太(慶大)の差し出したミットがスピードに追いつかず、捕り損ねる場面もあった。

「素晴らしい球を投げていた。本当に順調にきていますね」

 見守った井口監督もニッコリである。

 それでいて本人、「目立っていい球はなかったです。球速にバラつきがあったので」と不満を口にするのだから、いよいよ周囲は「末恐ろしい」と喜ぶのだ。

■開幕直後にも一軍デビュー

「順調にいけば4月中旬にも二軍で実戦登板を果たし、早ければ5月中の一軍デビューというのが球団の最短プランです。井口監督はこの日、『順調』『次のステップ』と口にしていましたから、その最短プランで進んでいるのではないか。コロナウイルス禍の影響で当初の3月20日開幕が1カ月以上も延びた。12球団が目標とする4月24日の開幕となれば、佐々木はシーズン序盤から一軍で投げられるということになる。先発しても中10日以上、中2週間くらいの間隔を空けることにはなるでしょうが、1カ月以上も開幕が延期された分、佐々木の勝ち星にも上積みがありますよ」(テレビ局関係者)

 佐々木は昨秋のドラフト後、「1年目に一軍初勝利」との目標を口にしていたが、開幕延期が追い風になって、目標の上方修正が可能になりそうだ。