新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の検疫業務に携わり、その後、感染が確認された男性検疫官が船内に滞在していたのは、ほぼ1日間だった。厚労省によると、検疫官は2月3日夜に船内に派遣。乗客が書いた質問票の内容確認や回収、体温測定などの検疫業務を行い、客室に入ることもあった。船内ではマスクや手袋をつけていたという。

同4日夜に下船。5〜7日は職場で勤務したが、9日に発熱したため、10日に医療機関を受診してウイルス検査を受け、11日に陽性と分かった。厚労省は職場などで接触した職員らから聞き取り調査を行っているが、今のところ、ほかに体調不良などはいないという。

検疫官は、乗客の感染が確認された5日以後は客室には入らないようにしているという。また下船時に、職員に対するウイルス検査は行われていない。