将棋の藤井聡太七段が17歳10カ月20日の史上最年少でタイトルに挑戦して先勝した、第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第2局が28日午前9時から、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。

藤井は、タイトル戦では初めてとなる和服姿で入室した。黒の羽織、紺の着物にグレーのはかま。対する渡辺は薄いグレーの羽織、白い着物にグレーのはかまと、お互いに和装で盤を挟んだ。

先後は事前に決まっており、先手の渡辺明棋聖(36)が先手7六歩と角道を開けた。後手藤井後手8四歩と飛車先の歩を突いて始まった。

渡辺は26日に名人戦第3局で豊島将之名人(30)に敗れて、中1日。今局に勝って、対戦成績を1勝1敗としたい。藤井は25日に順位戦B級2組で佐々木勇気七段(25)に勝って中2日での対局となる。その前の23日には永瀬拓矢叡王・王座(27)を下し、木村一基王位(47)への挑戦権を獲得している。こちらは連勝して、棋聖奪取及び史上最年少タイトルまであと1勝としたいところだ。

持ち時間は各4時間。同日夜には決着の見込み。【赤塚辰浩】