西武松坂大輔投手(39)の実戦登板が現実味を帯びてきた。14日、宮崎・南郷で2日連続ブルペン入り。捕手を座らせて42球。前日に102球を投げた疲れを感じさせずに連投した。

「体が疲れている状態で投げておきたかった。連投はしばらくやっていない。(前回の連投は)いつだったかな? 覚えていないですね」。中日にいた昨季キャンプは1度もブルペン入りできなかった。連投は順調であることの何よりの証しだ。

右肩の不安を抱えながら状態を確認する日々だが、心と体を一致させて投げられているから、次なるステップが踏める。「前は肩の状態があるから、続けて投げていきたい気持ちがあってもできなかった。やりたい気持ちはあったけど、反動が強いなというのがあった。でも球数を投げていく中で、思ったよりもその反動が少ない。それがストレスなく投げられている理由」。

第4クールでのフリー打撃登板が大きく近づいた。「(16日に)休み明けの状態を見て、ブルペンに入って球を確認して、BP(打撃投手)ができればいいかな」と思い描く。西口投手コーチも「今日入るとは思わなかった。BPもあるかも」。そこをクリアできれば、高知・春野(22日〜)での実戦登板も浮上する。春野はプロ入り当初にキャンプ地だった場所。「久々ですね。(15日の休日は)ゆっくり休んで、移動の準備をしていきます」。1段1段、確実に段階を踏みながら、開幕に1歩ずつ近づいていく。【栗田成芳】