<練習試合:西武9−6日本ハム>◇22日◇メットライフドーム

ストッパー候補として評価急上昇中の、日本ハム育成3位、ルーキー長谷川凌汰投手(24)が“プロ初先発”で山賊打線の餌食となった。

1回、先頭の金子に内野安打を許すと、すかさず二盗を決められ、四球から2連続長短打を浴びて2失点。2回にも3連続長短打で4点を失った。7安打6失点で2回途中KOに「純粋に力負けです。足りないものだらけ」と、うなだれた。

重量感のある直球と落差の大きいフォークボールを軸に、リーグ最強打線に立ち向かった。「カウント球の変化球の精度を高めないと。(相手は)1球で仕留める集中力がある。その1球を悔いのないボールにしないといけない」と課題を挙げた。

球団初となる育成からの支配下登録へ、吉村ゼネラルマネジャーは「開幕日がはっきりしないと、決められない部分もある」としながらも、オープン戦5試合で無失点の投球を評価する。この日は中継ぎ陣で戦う「ブルペンデー」。初の先発起用に、試合前「打たれたら、どうなるか。ダメな時に、どうできるかがポイント」と意図を説明した栗山監督は「真っすぐは悪くない。(打たれても)バタバタしない良さはあった」。球音が遠い今春、3桁の背番号は依然として輝いている。【中島宙恵】